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2022.03.24
就労継続支援B型とは、一般的に「就B」や「B型事業所」などと呼ばれる福祉サービスです。
一般企業等での就労が難しい方に向けて軽作業を通じて働く場所を提供し、また、働くなかで知識や技術の向上を図っていただきます。
精神障害・知的障害・身体障害・発達障害・難病によって一般企業で働くことが難しい方が、働く場所です。
仕事内容は軽作業を中心としており、比較的難易度が低く短時間で行えるものが多くなっています。
就労継続支援B型では、それぞれの事業所でそれぞれの軽作業を提供しています。例えば、農業・工場での製造・カフェでの料理や製造・クリーニング・パソコンを使ったWEBサイトや素材作成などがあります。
久遠チョコレート神戸では、名前から想像する通りにチョコレート作りを行っています。
チョコレートを溶かして固めたり、ナッツやドライフルーツをディップしたり…たくさん種類のあるチョコレートのなかからその人に合った作業に取り組んでいただきます。
もちろん、チョコレート製造以外にも仕事があります。フィルムでの個包装作業、箱折り、在庫チェック、裏面貼り…などなど。どんな人でも働けるようにたくさんの仕事があります。
就労継続支援B型での働き方はそれぞれの事業所で異なりますが、朝礼→作業→お昼休憩→作業→終礼といった一般的な流れになっているところがほとんどです。
この合間に短い休憩を取るようにしているところや、午前あるいは午後のみの勤務となっているところがあったりします。
久遠チョコレート神戸では、下記のような一日のスケジュールとなっています。
もちろん、全ての人が同じスケジュールで働くわけではありません。午後から仕事を始める人もいますし、休憩を長めにとる人もいます。
それぞれに合わせた働き方が出来るように整えています。
就労継続支援B型を利用できるのは、精神障害・知的障害・身体障害・発達障害・難病を持つ方で就労が困難となった方です。利用可能かどうかは自治体によって異なる場合もありますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
久遠チョコレート神戸
〒653-0036兵庫県神戸市長田区腕塚町5丁目3−1 アスタくにづか3番館 1番館
TEL:078-646-3661
担当:藤田
就労継続支援B型を利用する人の多くは、体調や障害によって働くことが困難となった方です。しかし、「今の自分で働けるのかな…」と不安になって利用することをためらってしまう方が少なくありません。
たしかに一日8時間労働を週5日行うことは難しいかもしれません。でも、週に一日だけ…一日一時間だけ…と最初は試してみることで気軽にスタートされている方もいます。
また、一般就労を目指す方が仕事に慣れるために就労継続支援B型を利用する場合もあります。それは目的として「働く場所を提供し、また、働くなかで知識や技術の向上を図ること」があるためです。
実際、就労継続支援B型である久遠チョコレート神戸を利用した方で、就労移行支援と呼ばれる一般就労を目指す事業所へ卒業した例もあります。
仕事をしたいけど自信がない…一般就労を目指すためにリハビリとして働きたい…このような要望にお応え出来るようにサポート体制を整えています。まずは見学や体験を行ってみてください。
利用をしてみたい場合には、区役所の福祉局障害者支援課に相談してみましょう。
久遠チョコレート神戸のある神戸市からも案内が出ていますので、そちらを読んでみてください。久遠チョコレート神戸だけでなく、様々な就労継続支援B型を紹介してくれるはずです。通院している病院や福祉の担当者が情報を持っている場合もありますので、すでに繋がりがある場合にはそちらを頼ってみてください。
そして、気になる事業所が見つかれば相談や体験を申し込んでみましょう。
久遠チョコレート神戸では、相談・見学・体験を随時受け付けています。実際に自分が働く場所は自分自身で確認することが大切です。もちろん、実際の利用までの手続きもご説明させていただきます。
いつも陽気で頼れるサービス管理責任者の藤田が説明させていただきます。
しかし、就労継続支援B型はたくさんあるために「どうやって選んだらいいの?」と悩んでしまうものです。事業所によって違いが大きいものですから、下記のポイントを考えてみましょう。
①自分に向いている軽作業か
②勤務環境はあっているか
③「人」は合っているか
とくに大切なのは「人」です。どれだけ作業や勤務環境が良くても、人が合わなければ日々の就労はつらいものになってしまいます。見学や体験では「この人と一緒に働けるかな…」という視点から考えてみてください。
陽気なスタッフがいると、楽しく働けますよ。
障害を持った方が就労する福祉サービスには、就労継続支援A型や就労移行支援というものもあります。就労継続支援B型との違いが分からないという声をよく聞きますが、実際にはかなり違いのあるものです。
就労継続支援A型:事業所と雇用関係を結び、最低賃金以上の給料を得ることが出来る。
就労移行支援:一般企業への就労を目指して知識や技術を身につけ、就活を支援する。
就労継続支援B型は雇用関係を結ばずに「工賃」という形で給料を得ることができる形になっているので、この点が大きな違いですね。就労継続支援B型を卒業して就労継続支援A型や就労移行支援へと変更する方もいますので、それぞれに合った場所を選ぶことが大切です。
「自分にはどれが良いか分からない…」という場合でも、まずはご相談くださいね。
就労継続支援B型で作業を行うと「工賃」という形で収入を得ることができます。これは事業所ごとに設定が異なり、日払いで固定した工賃のところがあれば、時給で支払われるところ、売り上げに応じて決められるところがあります。
基本的には最低賃金にならないことが多く、時給換算すると150-300円となっているところが多いです。
最近では工賃を上げるための取り組みを各都道府県で行うように決められており、少しずつ工賃が向上しているという状況にあります。
久遠チョコレート神戸では、利用者さんごとに工賃を定めています。新しく仕事ができるようになれば工賃がアップしていく仕組み(キャリアラダーのようなもの)があるため、働く楽しさと収入のどちらも得られるように心掛けています。
実際にどれくらいの工賃になるかは、それぞれによって異なりますので、ご相談ください。
この記事では、久遠チョコレート神戸が行っている就労継続支援B型の説明をしました。なかなか馴染みのない事業なので分からないことが多いと思いますが、少しずつ知っていただければ嬉しいです。
詳しく話を聞いてみたいという方は、お気軽に久遠チョコレート神戸にお電話くださいね。
【お問い合わせ先】
久遠チョコレート神戸
〒653-0036兵庫県神戸市長田区腕塚町5丁目3−1 アスタくにづか3番館 1番館
TEL:078-646-3661
担当:藤田