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2026.01.15
病院から地域へ。小児看護師・引地さんがPLASTで働く理由
神戸で小児看護に関わりたい看護師
病院勤務から、訪問看護・通所支援への転職を考えている方
医療的ケア児・重症心身障害児の在宅支援に関心がある方
「治療」だけでなく「暮らし」に関わる看護をしたい方
この記事では、
病院で6年間小児看護に携わったのち、
現在は プラストキーズホーム訪問看護ステーション と
小児多機能型 ヒミツキチ で働く
引地さん(小児看護師) が、
地域で働く理由や、病院との違い、やりがいを語ります。
職種:小児看護師
所属:プラストキーズホーム訪問看護ステーション
小児多機能型「ヒミツキチ」
経歴:病院勤務6年(救急・集中治療系3年/一般小児病棟3年)
現在は、小児を中心とした訪問看護を行いながら、
同じ法人が運営する小児多機能型 ヒミツキチ にも関わっています。
訪問では在宅での医療的ケアや体調管理を、
通所では子どもたちと日中の時間を一緒に過ごしながら、
訪問と通所、両方の視点で子どもと家族を支える働き方です。
前職の病院を辞めるタイミングで、
「小児で看護師として働ける場所」を探していました。
小児に特化した訪問看護ステーションをいくつか見学しましたが、
「訪問だけだと、少し単調に感じそうだな」と思ったのが正直なところです。
PLASTには
小児の訪問看護(キーズホーム)
小児の通所支援(ヒミツキチ)
の両方があり、
一つの働き方に固定されないところに魅力を感じました。
「いろいろやりたい」「のんびりだけ働きたいわけじゃない」
そう思って、
訪問も通所も関わりたいと伝え、入職を決めました。
病院には6年間勤務し、
救急・集中治療系病棟と一般小児病棟の両方を経験しました。
病棟の仕事はとても好きでしたが、
病院という大きな組織の中では、どうしても制約も多くなります。
特に心に残っていたのは、
退院後の子どもたちの暮らしが見えないことでした。
重症心身障害児や医療的ケア児を、
「在宅に送り出す側」として関わってきましたが、
退院後の生活は想像するしかありません。
「病院では見えない“暮らしの部分”を、ちゃんと見てみたい」
そう思ったことが、地域に出ようと決めた一番大きな理由です。
子どもと家族を一緒に見る、という点では、
病院と地域で大きく変わらないと感じています。
大きく違うのは「前提」です。
病院は
体調が悪くなったときに
一時的に入院し
治療を受ける場所
一方、在宅や通所は、子どもと家族が日常を送る「生活の場」です。
病院では、
24時間モニターやバイタルなど、
「数字」という客観的な情報がそろっています。
在宅では、
判断材料の多くが
保護者の「いつもと違う」という感覚です。
限られた訪問時間の中で、
話をどう聞き取るか
情報をどう整理するか
どう判断するか
は、今でも悩む場面があります。
迷うときは、事業所に戻って他の看護師に相談したり、
必要に応じて主治医に連絡を取ったりしながら、
一人で抱え込まない看護を心がけています。
病院で大切にしていたのは、
「治療に必要な制約以外は、できるだけ減らしたい」という考え方でした。
一方、在宅は
その子と家族が暮らす場所です。
生活リズムも、価値観も、家庭ごとに違います。
だからこそ、
看護師側の価値観を押し付ける必要はないと感じています。
大切にしているのは、
家族が何を大事にしているのか
どんな暮らしを望んでいるのか
を理解したうえで、
その生活を一緒に支えることです。
在宅では、家族との距離が病院より近くなります。
頼るのが苦手そうな家族には、少し積極的に声をかける
近くなりすぎたと感じたら、看護師としての立ち位置に戻る
など、家族ごとに距離感を調整しています。
在宅では
「子ども+家族+生活全体」に関わる感覚が強くなります。
印象に残っているのは、
病院で関わっていた子と、地域の場で再会できたことです。
入院中はしんどそうだった子が、
ヒミツキチや自宅では、
まったく違う表情を見せてくれました。
「こんなに笑うんだ」
「こんな顔をするんだ」
元気なときの、その子らしい姿に出会えたことは、
在宅・通所で働いてよかったと強く感じた出来事です。
「患者さん同士、家族同士がつながる場がもっとあればいい」
病院勤務時代から、そう感じていました。
PLASTでは、
「クリスマス会をやりたい」と言った一言が、
すぐに形になりました。
入職して数ヶ月の企画でも、
誰かに止められることなく実現した経験は、
この職場の文化そのものだと感じています。
イベントを通して、
子どもだけでなく、
お母さんたちが楽しそうに笑っている姿を見ると、
やってよかったと心から思います。
病院では、
「看護」「PT」と役割を分けて連携する感覚が強くありました。
ヒミツキチでは、「一緒にその子を見ている」感覚が近いです。
家族と面談を行い、
「ここでどんなふうに過ごしたいか」を共有したうえで、
看護は体調管理・医療的ケア
PTは遊びや身体づくり
それぞれの視点を持ち寄りながら、
チームで「できる」を増やす関わりをしています。
まだ明確なポジション像は定まっていませんが、
子どもに関わる仕事を続けたいという軸は変わりません。
特に、
外出や旅行の機会が少ない家庭
医療的ケアが理由で選択肢が限られている家庭
に対して、
体験の機会を広げる仕組みをつくれたらと考えています。
「できないからあきらめる」のではなく、
「どうすればできる形にできるか」を一緒に考えられる人でいたい。
病院でも、在宅でも、通所でも、イベントでも。
場所は違っても、
子どもと家族の「暮らし」に寄り添う姿勢は変わりません。
神戸で、
小児看護を「暮らしの中」で続けたい方に、
PLASTは合う職場だと思います。
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