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2021.10.19

《自制心を育む》

自制心とは一言で言うと、「自分を制御する力」つまり、自分の感情や行動をコントロールする力のことを言います。

 

この力がないと、感情的で暴力的になったりして社会でも生きにくさを感じてしまいます。個人差はありますが、自制心は4歳頃から少しずつ伸び始め、10歳前後で大きく伸びます。スタンフォード大学で行われた「マシュマロ実験」という有名な実験をご存知でしょうか?

 

この実験では、186人の子どもにマシュマロを渡して、「私が部屋に戻ってくるまで食べるのを我慢したらもう1つあげる」と言って部屋を出ます。15分後、部屋に戻ると186人中、3分の2の子どもが我慢できず、マシュマロを食べてしまいました。そして驚きなのが残りの3分の1の我慢できた子のその後の追跡調査の結果です。

 

我慢できた子は、大学入試の点数が著しく優秀であった、肥満度が低く健康管理に優れていたという結果が出たのです。

 

 

これは自分の欲や感情をコントロールできる力があることで、勉強に前向きに向き合えたり、欲に負けずに健康な食生活を送れるようになるのです。そんな自制心を育む保育として、私たちは子どもたちからの要望を必ず「いいよ」と返事するようにしています。何でも「いいよ」と言うと、わがままな子になってしまう!と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。例えば今からみんなでお絵描きをして遊ぼうとしている時にお外に行きたいと言う子が..…

 

そんな時でも「いいよ」と答えるようにしています。

 

ただし、“条件”をつけてから‼︎

 

「いいよ、お絵描きが終わったらね。」と。そうすると子どもは要望を受け入れてくれたからお絵描きが終わるまで我慢するようになります。まずは小さな我慢から覚えていくことが大切です。そしてだんだんと…「いいよ。明日ならね」「いいよ。金曜日ならね。」と年齢に応じて我慢する期間を伸ばしていくのです。

 

最初から「ダメ!」と言われてしまうと何もかもを否定されたように感じ、意欲を失ってしまいますよね。まだ言葉が理解できない子どもたちにとっては育むことが難しい力ですが、まずは「うんうん、そうだね。」と気持ちを受け止めてもらうことが大切だと思っています。

 

お父さんやお母さんも日頃、「あれ買ってー‼︎‼︎‼︎」と困ってしまうことも多いでしょう。そんな時にもできるだけ「いいよ。」と答えてあげてください。“条件”をつけて‼︎‼︎‼︎☺︎ジャングル・ラボでは園児を募集しています!非認知能力を育む保育の中で、子どもたちの〝楽しい〟〝ワクワクする〟ような体験を一緒に楽しみましょう(*ˊᗜˋ*)

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