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2017.11.03
今回の勉強会のテーマは「胎児の発達(脳・神経の発達を中心に)」と「模倣の発達①」でした!
今回のテーマはどちらも一見、障がい児(者)のリハビリ、看護とは直結していないように思われるかもしれません。
特に重度障がい児へのリハビリといえば、ポジショニング、呼吸リハビリ、関節可動域訓練(モビライゼーション)などの徒手療法、、、といったイメージが強いかもしれません。もちろん重要なことですし、必要性に応じて行います。しかし、重度障がい児の感じている自分自身の身体や周りの風景を理解して、次にコミュニケーションを図った上で、全身の生理学的安定や色んなことへの「気づき」や「安心」をリハビリを行うことが重要です。
リハビリを実践していく上では、対象者の「今現在」の姿を見て、理解しケアしていくことは大切です。しかし、それだけではいつまで経っても「対処療法」に留まってしまうものです。それでは真のリハビリテーションとは言い切れません。やはり「対象者がどのように生まれ、発達してきたのか、そしてどうやって発達していくのか」十分に仮説を立てて、実践できるように励んでいきたいと思っています。
「脳性麻痺」「脳症後後遺症」などの疾患名がついている方のリハビリ、看護をするのであれば、「脳」や「神経」、そして「他者との関係性(社会的相互作用)」の発達について我々が勉強し続けるのは、当たり前なんです。
少しずつですが、知識や技術を向上させられるように勉強会を行っていきます。
勉強会は職種、職場問わず参加可能ですので、希望される方はご連絡ください!
毎月第1,3週木曜日(19時頃開始)kids@plast-project.jpまで