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2019.07.14
今回は、社会参加に対して消極的であった慢性期若年性脳卒中の利用者様に対して地域イベントを活用することで生活内の行動が積極的になったため事例報告をさせてもらいました。
事例の方は元々料理をされていましたが、片麻痺になってから料理ややってみたいことがあっても、身体機能の改善に意識が向いてしまい『できること』『社会参加』に対する意識が低くなり実行できていない状態でした。
そのような事例の方に社会参加を積極的に行ってもらうきっかけづくりとして、料理店を運営する地域イベントに参加してもらいました。
その結果、イベント後にも自宅で料理をすることができ、生活内での行動が積極的になりました。
近畿圏の作業療法士がたくさん集まる場所で発表させていただくことで色々な意見をもらうこともできました。
今回参加していた、作業療法士の皆さんは身体機能の改善だけでなく、どのようにその人らしく生活できるか、社会参加に向けてのリハビリについても真剣に考えている方がたくさんいました。
地域で関わる作業療法士として今後も利用者様の社会参加に対してどんどん介入していければと思っています。
これからもよろしくお願いします。