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2018.05.19

第24回 症例検討会(小児部門)を行いました。

第24回 症例検討会(小児部門)を行いました。

テーマは「在宅での介助用リフト導入を行うことになった重症者の1例」でした。

 

*補足情報

介助用リフトは、身体を釣り上げて異常や移動を支援する福祉機器であり、ベッドから車いすへの乗り移りなどに用いられます。

特別支援学校における介助用リフトに関する調査研究では、使用状況が調査されており、介助用リフトは捜査に時間がかかることから使用できていない現状を明らかになっています。

また在宅生活における介助用リフトの試用について、介助用リフトを導入している345世帯へのアンケート調査を実施している研究もあります。そこでは、介助用リフトについて一定の効果があることを言及しているものの、20歳万のリフト設置者は全体の6.6%とわずかであり、子どもの利用実態について不明な点も多いことが分かっています。

またその他研究では、介助用リフトの効果は介助者の腰痛予防だけでなく、生活全体の質を追求できる可能性があると、その有用性を示唆しているものもあります。

 

今回、私たちがリフトを導入する方々の生活がどのように変化していくのか、制度利用のことと併せて、今後報告していきたいと思います。

 

(参考文献)

野口裕子ら:肢体不自由児のいる家庭の住環境整備のあり方とその介入の方策の検討,-その2 訪問調査からみた子育てと住環境の実態―,日本建築学会大会学術講演梗概集 E-2分冊,pp.243-244, 2009

井出愛子ら:特別支援教育を推進するバリアフリー生活情報環境デザインのあり方に関する研究2 肢体不自由養護学校リフター導入の事例調査,日本建築学会大会学術講演梗概集 E-1分冊,pp.75-76,2005

八藤後猛ら:在宅内における高齢者・障がい者の利用を考慮した昇降機等の利用実態に関する研究,日本建築学会径角形論文集,第488号,pp.159-164,1996.10

八藤後猛ら:重度肢体不自由児者のための「天井走行リフト」設置に関する研究,日本建築学会大会学術講演梗概集 E分冊,pp.709-710,1987

大崎淳史ら:天井走行式リフター設置にともなう肢体不自由児の生活環境の変化,肢体不自由児の住宅における生活環境に関する事例研究,住宅総合研究財団研究論文集,No.34,pp219-230,2007

森下孝夫ら:脳性麻痺児の居住環境整備について-その2-機器類の導入時期について,広島県立保健福祉短期大学起用4(2),pp75-83,1999

添付画像はhttp://www.my-kaigo.com/pub/individual/insurance/hukushiyougu/cat1/0110.htmlより引用

 

株式会社PLAST

小児部門 プラストキッズ

kids@plast-project.jp

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